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  • 執筆者の写真kikiyori46498

青嵐

こんな言葉がある。

何と清々しく力がある言葉だろう。緑に満ちた世界に一陣の風が吹き、木の葉翻り照り輝く。

そんな中に佇んで目を閉じれば、心の中まで風が吹き渡り、浄められていく気がする。 


人はなんてちっぽけなんだろう。そしてなんて大きいんだろう。この小さな体の中に、無限の宇宙を描くこともできる。




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Keep Going

なだらかな線を描く影が壁を這い やわらかな光をふちどる 浮いては沈む記憶のかけらを つかまえるでもなく追うでもなく ただぼんやりと見つめていたい夜 何ものにも変えがたいのは 何もなくて すべてがあるような 何も言わないのに すべてを言い尽くしたような ほんとはとても大切なのに みんなどうでもよく思えるような そんな時間なのだ そういう時を過ごせるのなら わたしはもう何もいらない 何もしなくていいか

音をつないで

ぽろぽろとこぼれる音をつないで 歌を作りましょう さりげない風のような 歌を作りたいましょう 邪魔するでもなく 後押しするでもなく ただただ通りすぎるだけの 歌を作りましょう すれちがいざまに 振り返られるでもなく 眉をひそめられるでもない 旅人のような 歌を作りましょう それはどこにでもありそうで 決してどこにもない 一度だけの奇跡 あなたにしか起こさない わたしにしか起こせない ただ一度の時の

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